川の中にはさまざまな生きものが住んでいますが、とくに川底に生息している生きものは、過去から現在までの長い水質の状況を反映しています。したがって、どのような生きものが住んでいるかを調べることによって、その地点の水質の程度を知ることができます。
この調査を通して、参加者にその場所の環境状態を知ってもらうことを主とし、自分たちの地域の川に親しみを感じてもらいながら、環境保全意識の啓発をはかることを目的としています。
参加者に、水の深さが30cm位(流れのある川であること)の川に実際に入ってもらい、川底に住む水生生物について観察・採集をしてもらいます。採集した水生生物の中から指標生物(30種)を調べ、その結果、観察した川がどの程度の汚れ具合であるか水質判定を行います。
川で水生生物を捕まえたり、川底の観察をします。 |
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教室や理科室で採集した生きものを詳しく調べます。 |
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グループ毎に水質判定を行い、その結果をまとめます。 |
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調査にあたって、次の教材を使用し、これに準じて実施します。
生物採集網(網目の大きさ約0.5?)程度、バット(白)、ルーペ・虫めがね、ピンセット、その他調査に必要なもの(温度計など)
※器材については、貸し出し可能なものもあります。
専門の知識をもった当協会職員3〜4名が担当します。
※参加者をグループ分けし、1グループに職員が1名付いて指導にあたります。