ごみ質分析は法令で義務付けられているためだけでなく、焼却施設の管理、ごみ処理計画、ごみ減量計画、リサイクル・資源化のためのデータ収集など、さまざまな目的のために実施されます。目的により調査方法、分析・測定項目などを検討する必要があります。基本的な方法については昭和52年厚生省環整第95号に以下の項目で定められています。
試料の採取
試料の調製
測定分析
(1)単位容積重量
(2)水分
(3)ごみの種類 組成分析
(4)灰分
(5)可燃分
(6)低位発熱量ごみ質分析の概要
環境に対しての配慮を高レベルで求められる昨今、ごみ処理問題は非常に重要な課題となっています。その中でも焼却によるごみ処理では焼却炉の管理は非常に難しいものであり、処分対象のごみ質は重要な位置づけとなっています。
当協会では、ごみ質の分析は環境省通達の手法に従い、試料の調整から分析までの流れを一貫してお受けいたしますので、安心してご依頼ください。